薩摩半島最南端、枕崎。ここが、本格焼酎薩摩酒造のふるさとである。
この東シナ海を舞台にかつて壮大な浪漫を秘めた多くのドラマが繰り広げられた。
遣唐使がザビエルが、この地に上陸し琉球から中国からそして遠く南方から数多くの海外文化が渡来した。 さつまいもと蒸留技術の伝来もその一つである。ここに、従来の伝統的技法による日本の醸造酒は、伝来の醸造技術と組み合わさり、ひとつの極めて個性的かつ日本的な蒸留酒“本格焼酎”が生まれた。
華道・茶道・能・狂言・水墨画など、多くの伝統文化が輩出した室町時代後期のことである。紀元前3000年の昔、不老長寿への浪漫がメソポタミアで蒸留技術を生み、長い歳月を経て、世界の各地で蒸留酒として花ひらいた。
スコットランドではスコッチ、フランスではコニャック、そして日本では本格焼酎。これら本場のものは、本場ならではのうまさを生み出してきた。最も上質な原料こそがそこにあり、最もフィットする水があり、風土を知り尽くした人がいたからだろう。
日本を代表する 蒸留酒・本格焼酎も例外でない。薩摩半島一帯は原料のさつまいもの名産地であり、枕崎郊外の白沢には、渇水期でも日量3500トンはくだらない豊かな清水が湧く。 岬を北へいくつかめぐれば、そこに杜氏の里として知られる笠沙である。
薩摩酒造の焼酎は、この恵まれた風土と人の愛に抱かれ、育ってきました。
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