一汁一菜「日本の伝統食」

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●一汁一菜
一汁一菜「日本の伝統食」という言葉をご存じでしょうか。 日本人にとってもっとも理想的な食事と考えているのが、坂東武者の一汁一菜食です。 ご飯、汁(味噌汁)、菜(季節のもの)、香の物です。そこに梅干しが加わります。これですべてです。みなさんは「貧しい食事だなあ」と思うかもしれません。しかし、これが私たち日本人をもっとも健康にしてくれる食事なのです。

まず、ご飯です。ご飯といっても、いま私たちが食べているような「白米」ではありません。「玄米」です。鎌倉時代の武士は、一日二食の生活で、玄米を一日五合も食べたといいます。みなさんは一日に白米をどのくらい食べているでしょうか。二合くらいでしょう。昔の人はみなさんの倍以上食べていたわけです。
●旬の野菜の「バッカリ食」
次に「汁」、味噌汁です。味噌は日本の伝統的な発酵食品です。ちなみに、フィリピンから日本までは、高温多湿のため「カビ食文化圏」といわれています。日本にも味噌のほか、醤油、日本酒、漬け物、納豆など微生物を使った、醸造発酵食品があります。 さて、話を戻しますと、味噌は良質のたんぱく源でもあります。私は、具だくさんの味噌汁をみなさんにおすすめしたいと思います。 旬の野菜をふんだんに入れた味噌汁を飲めば、それだけでも健康になれると思いませんか。旬の野菜は次の「一菜」に関係してきます。また、味噌汁にはタバコの害をとる効果があるといわれています。 「一菜」は、おかずと考えていいでしょう。鎌倉武士の場合は海も近いため魚介類を食べることも多かったでしょうが、たいていは野菜でした。それもいまのようにハウス栽培ができるわけではありませんから、その季節ごとの野菜です。 つまり「旬の野菜」ということになります。季節でできる野菜は決まっていますから、その野菜ばかりを食べてすごす、「旬の野菜のバッカリ食」がふつうの食事だったわけです。「同じものばかりを食べると飽きてしまう」とみなさんは思うかもしれません。しかし、この「バッカリ食」は人間の身体にとって大事なことなのです。 人間の臓器は季節によって働きが違ってきます。たとえば、冬眠(もちろん人間は冬に寝続けているわけではありませんが)から目覚めた春について考えてみます。春になると、人間の身体も目覚め、臓器も動き始めます。そして、冬の間停滞していた毒素を肝臓で解毒し、体外へ排出します。 このような春には、身体を目覚めさせ、細胞を動かす食品が必要となります。そして活発に活動する肝臓を養生するものも必要です。たととえば、春の七草、タケノコ、、つくしなどです。 昔の人は、春になるとつくし「ばっかり」食べていたのです。さて「香の物」、つまり漬け物も伝統食には重要な食品です。ぬか漬け、塩漬けなど種類ばありますが、味噌と同じく発酵食品です。 また漬け物にはミネラル分が多く含まれており、日本人に不足しがちなミネラル分の補給にも重要な役割を果たしてきました。そして、漬け物にするものといえば野菜が中心になりますから、ここでも「バッカリ食」は生きているのです。
●要の梅干し
最後に梅干しです。さきほど、日本には食べ物が少なく、食べたものをすべて吸収できるようにするために、日本人の腸が長くなったというお話をしました。腸が長いと、食べたものが長い時問、腸のなかにあるので腐ってしまいます。日本人は昔から梅干しを食べ、食後に番茶を飲んでいました。なぜだかわかりますか? 腸のなかのものを腐らせないためでした。食べ物が少ない日本人は食べたものを、梅のクエン酸ですべてエネルギーに変えてきたわけです。 梅干しは日本人の食事の「要」といえるでしょう。これが一汁一菜食です。日本列島がアジア大陸から離れて約一万年、日本は大陸と異なり食物がありませんでした。ここがお隣の中国とは根本的に違うところなのです。日本民族がつくった食習慣は、坂東武者の一汁一菜食でした。だから一.」そ、栄華を極めた平家との戦いにも勝ったのです。なお、食物の量は、穀物・旬の野菜・豆類・魚または肉を、5対2対2対1の割合で食べるのが理想的です。
●理想的な一汁一菜食
繰り返しになりますが、簡単に整理しておきます。 梅干しは食べなくても、見ただけで唾液がでてきます。これは、梅干しを見ることで脳に刺激を与え、唾液(消化酵素)、胃液(胃酸)、インスリンの分泌を促します。「これからご飯を食べるよ」という準備ができるわけです。梅干しを見たときに出る唾液は、他の食物を見たときよりも消化酵素が多いのです。また、梅干しには腸内の悪玉菌(腐敗菌)をおさえる働きがあり、キレート作用によって、、ミネラル分を吸収する働きもあります。一方、味噌汁には腸内の善下菌(消化酵素)をつくる働きがあります。よく「便が臭い」という人がいますが、腸内で悪玉菌によって食物が腐敗したにおいです。これを放っておくと、腸内で腐敗した食物のなかから毒がうまれ、腸から吸収さ丸、肝臓に入るため、肝臓への弊害が起こります。 このように、一汁一菜食は日本人の身体にあった、非常に理想的な食事といえるのです。私が東洋医学や漢方を勉強してきたことはすでにお話しましたが、そちらからみても一汁一菜食は理想的であるといえます。 ちょっと専門的な内容になりますが、一汁一菜食が漢方論からみても非常に理にかなったものであることをお話しておきます。漢方に「気血水(きけつすい)」という考え方があります。 「気」は「元気」という言葉からもわかるように、身体全体からでてくるエネルギーのことを指します。「血」は血液のことで、身体中に栄養を運ぶ働きをしています。「水」は、体液のことを指します。この水は、健康なときにはまず問題になることはありません。地の気である食べ物が体内に入り、生命維持の生理作用を行う流れが気血水です。 健康なときには、この気血水が正常に機能しています。ところが、生理作用の流れと平衡作用が失われると、気血水が正常でなくなり、病気になるのです。この気血水と一汁一菜がどのような関係にあるかお話しましょう。 まず、玄米は気に満ちています。白米はだめだと申し上げましたが、白米には気がありません。玄米から気をとってしまったものが、白米なのです。具体的にいうと、白米にするために玄米を精白して胚芽などを取り去っています。玄米を食べることが全体食であるのに対して、白米を食べることは部分食です。坂東武者が強かったのは、気のある玄米を一日に五合も食べていたからです。また、現代人は美食、つまりおいしいものばかり食べています。 これも食物から気をなくしています。部分食や美食で気のないものを食べることは、命の糧となりません。 次に、梅干しには有機酸(クエン酸)が豊富に含まれていて、新陳代謝を活発にさせますから、血の働きに効果があります。多飲食は胃腸を弱らせ、乳酸をつくり、血を濁します。これを解消するために、梅干しを食べる必要があります。 そして、旬の野菜は身体を活性化させますから、水の働きをよくします。旬の野菜をとらないことは、臓器にとっての偏食になり、水を濁します。 季節によって、臓器の活動量が変わってきます。これを支えているのが旬の野菜であることはすでにお話しました。活発に活動する臓器の周囲では、水も濁ってきます。それをきれいにするのが旬の野菜というわけです。ここでも「バッカリ食」の効果がでてくるのです。私が、一汁一菜食が理にかなっていると申し上げたことは、ご理解いただけたと思います。日本人は800年も昔から、頭ではなく身体で、一汁一菜食のすばらしさを知っていたのです。
●飽食時代に一汁一菜はムリ?
一汁一菜食は、現代人の食事とはまったく違いますね。現在の食事はご飯の量が少なく、おかずが多くなっています。そこが、美食飽食であるといわれるゆえんです。けっして、私はおいしいものをお腹一杯食べてはいけないとは思いません。楽しい食事が健康をつくることもあるからです。しかし、おいしいものを食べた後には〃フォロー"をしておかなければいけません。食後には必ず梅干しを食べてください。 それでは、梅干しを何個食べればよいのでしょうか? 答えは大粒で15個です。みなさん、食べられますか。食べられませんよね。玄米を食べろといっても、白米に慣れてしまうと食べにくいものです。 また、旬の野菜ばっかり食べろといっても、あきてしまいますし、手に入れてのも難しいでしょう。私たちはどうしたらいいのでしょうか。
●マイナスではなくプラスの発想で
玄米には気があって、白米には気がない。それでは、毎日白米を食べるときに、そこへ「気」を加えてあげればいいですよね。気といっても、ご飯を炊くときに気合を入れるわけではありません。 玄米と白米の違いを科学的にみると、玄米にはビタミンB17(アミグダリン)が多く含まれていることがわかります。 玄米のほか、アワやヒエなどの雑穀類にもビタミンB17は多く含まれています。それ以上に多くのビタミンB17を含んでいるのが、梅の種の仁なのです。 これを粉末にした「梅乃天仁」をご飯や味噌汁に入れることで、気を補うことができます。 次に、旬の野菜や梅干しの代わりになるようなもの。これは簡単かもしれませんね。血の働きをよくするのは、梅のクエン酸でした。そこで、生梅からクエン酸を抽出してつくったのが「梅果紫蘇」です。 最後に残ったのは、気血水の「水」です。さきほどお話したように、健康なときは水は問題になりません。しかし、臓器がフルに働く季節になると、その周囲の水が濁ります。そのとき必要なのが、旬の野菜のバッカリ食です。 ただ実際には難しいので、すべての臓器に効果のあるものをブレンドした「黄帝五行茶」がその役割を果たします。 これは、臓器に効果のある10種類の茶葉を混ぜたもので、吸収しやすいようにお茶の形にしてあります。漢方の五行論に基いて茶葉を調合し、季節ごとの臓器の活動に対して、効果が発揮されるようにしてあります。 この三つの商品は、伝統食に基づいた健康法を補うためのものです。けっして一汁一菜の粗食の生活に戻せとは言いません。しかし、一汁一菜は理想ですから、その状態に近づけるために、「梅果紫蘇」「梅乃天仁」「黄帝五行茶」があるのです。

▼  健美の晩品シリーズ  ▼

「梅果紫蘇」
「梅果紫蘇」
うめかしそ
「梅の天仁」生梅仁粒
「梅の天仁」
生梅仁粒
「梅の天仁」生乾燥梅種粉末
「梅の天仁」
生乾燥梅種粉末
「黄帝五行茶」
黄帝五行茶
黄帝五行茶

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伝統食研究会正会員の当店がお薦めする梅の健康食品、 健美の晩品シリーズ 
梅果紫蘇梅乃天仁 黄帝五行茶
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